第16回日経ニューオフィス賞 受賞オフィス紹介

2003年度 第16回日経ニューオフィス賞

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電通本社ビル
ニューオフィス推進賞

●企業名・団体名: 株式会社電通
●所在地: 東京都港区東新橋1-8-1
●オフィスの種類形態: 本社、新築、自社ビル
●オフィスの延べ面積: 219,354m2
●業 種: 広告業
●使用開始時期: 2002年12月
●入居者数: 5,312名
●社内の推進部門:

電通 新社屋建設推進室 総務局 情報システム局

電通恒産サービス 電通国際情報サービス

●建築設計: 大林組東京本社一級建築士事務所
●オフィス設計: ユーディーエー一級建築士事務所
●施 工:

電通本社屋建設工事共同企業体、秀光、コクヨオフィスシステム、岡村製作所、イトーキ、内田洋行、ヤギサワ、ユーロデザイン、NTTコミュニケーションズ、NTTファシリティーズ




一極集中することのメリットを最大化することを目的とした最先端・最新型の超高層オフィス(ビル)である。ビル全体の機能・環境への配慮など、多面的な対応がなされており、執務スペースでは、ユニバーサルプランの採用、機能的なオリジナルファニチュアのワークステーション、その他オフィスワークをサポートする什器・備品なども先進的である。また、各種コミュニケーションを支えるスペース、福利・厚生施設、アートなども、「知的生産工場」という、広告・コミュニケーションビジネスのオフィスコンセプトを良く表現している。



(1階 ロビー)
明るい光膜天井。しっとりとした光沢を持つステンレス仕上げの壁面。シックな花崗岩の床。エレガントな空間が広がる。中央は受付カウンター。

(一般執務スペース)

南側に面した開放的なミーティングコーナー。

(一般執務スペース)
フロア中心から東側を望む。6人島が整然と並ぶ。

(オリジナルファニチャー)

1.6m×1.4mのL型デスクはイタリアで製作された電通オリジナル。すべて同一仕様とすることで、イニシャルコストを抑え、在庫管理を容易にした。書類の収納を重視し、可動キャビネットは上下2段ともA4ファイルが収納可能。上部にはペントレーもついている。

(ミーティング・リフレッシュコーナー)
各ステーションフロアの中央入口には受付が設けられており、その奥はオープンミーティングコーナーになっている。短時間のミーティングに利用されるほか、リフレッシュコーナーとして昼食をとったり、来客と歓談する場としてワーカーに利用されている。また、ステーションフロアの2フロア下にあるアトリウムロビーにもオープンミーティングコーナーを設けている。フロアごとにテーマカラーを設定し、変化をつけている。

(Art Works)

新社屋と地域社会の良好な関係を確立するために、また、オフィス環境のアメニティ向上に資するものとして、本社ビル内外にアート作品を設置した。18作品すべてが、電通本社ビルのためのオリジナル作品として制作された。

ブライアン・イーノ

「Singing Flowers/Star Cubes」

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