logo_s.gif (1006 バイト)近畿ニューオフィス推進賞

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(株)原子力安全システム研究所

本社 / 新築・自社 / 91名

 「研究者のため」「情報化対応」「企業の顔」の3点をコンセプトにオフィスが構築されている。
 「研究者のため」にはフレキシブル性の高い15m×35mの無柱空間で創造性豊かに知的生産性が高められ、快適に研究ができるよう中央部に吹き抜けのアトリウムを設置してある。
 「情報化対応」には二重床の設置、作業特性に応じた家具の選択、組織・人員の変化等、情報化の進化に対して可能な予測に基づく融通性をもたせるなど創造性豊かで、知的生産性が高められる快適で機能的な支援環境になっている。情報化については情報の共有化と伝達速度の向上、情報加工の即時性を目的とした情報ネットワーク環境を整備するとともに一人一台のパソコンを設置して最新のイントラネット技術を駆使した研究支援システムが構築されている。
 「企業の顔」では、建物の外観に箱型をモチーフとして信頼感と安心感を出すため二棟並立させ研究所イメージを演出、前面外壁曲面にて単調で堅いイメージが緩和する工夫を施し、また色彩、造形、素材などにも社員の人生観を高める空間としての演出がなされている。
地域交流の場、研究者のコミュニケーションの場として
吹き抜けのアトリウムは人を明るくしてくれます。
デスク間スペースを十分に確保空間を立体活用
したワークステーション

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ニッタ(株)

本社 / 新築・自社 / 150名

 "企業技術を具現化するオフィス"をコンセプトに「機能性」ではフレキシブルなスペース、「安全性」については不慮の災害や事故を想定、「快適性」は創造的な仕事にふさわしい環境の実現を本社ビルの基本的な考えとして建設されている。
 外装は伝統と先端技術の調和・対比、また内装は品格とローカルな暖かさを表現が随所に感じられる。オフィスはコンパクトな共有部、多目的な特別会議室などフレキシブルなスペースでまとめられている。
 防災面では被災時に最低限の機能を保持し、災害に強い自社開発の免震構造のオフィスビルで、屋上にはヘリポートが設置してある。室内環境は立地特性を生かし南北両面採光をとり、自然換気のできる開放的な窓、街角が楽しめるリフレッシュコーナー、市内のパノラマが一望できる多目的会議室など快適性を重視した空間が演出されている。
 オフィススペース全フロアーをOAフロアーとし、将来のため光ケーブルも採用してある。省エネは可変風量による各階空調システム、氷畜熱ユニットによる省電力の畜熱空調などを採用。省資源はゴミ分別回収・ミスコピー紙の再利用などが徹底して行われている。
ニッタグループの企業紹介をビジュアルに表現した
2階受付。受付はディスプレイ画面で内線番号を案内。
デスクは補助テーブル付きで一人一台のOAに対応

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