第13回(2000年)日経ニューオフィス賞
ニューオフィス環境奨励賞
株式会社カタログハウス
大和ハウス東京ビル
戻る
株式会社カタログハウス
●企業名・団体名:
株式会社カタログハウス
●所在地:
東京都渋谷区
●オフィスの種類形態:
本社、新築、自社ビル
●オフィスの延べ面積:
5,346.92m
2
●業種:
通信販売業
●使用開始時期:
1999年6月
●入居者数:
260名
●建築設計:
石本建築事務所
●オフィス設計:
イトーキ
●施工:
鹿島建設
オフィスの概要
建物中央部に外部吹き抜け空間を配置。中間期には建物外部からオフィス空間を通じこの吹き抜け空間へと空気が自然に流れるシステムを採用。省エネを図ると同時に室内空間に自然光を取り込む効果もだしている。屋上緑化による空調負荷の低減にも努め、建物、什器・備品等に至るまで、徹底して環境へ配した建材や製品を採用している。
<外観と公開空地>
隣接する公開空地と植栽、ウッドデッキ等の連続性を一体化し開放感を演出している
<一般執務スペース>
事務所内は基本的に床下空調。机上面を広げるために電話トレーやカウンター天板などを用いている
<1階 ミーティングルーム>
テーブルの天板は、発泡スチロール再生材、チェアはすべてポリプロピレンでできている
<7階 リフレッシュコーナー>
テーブルとチェアはゴムの木の廃材利用、張地はペットボトルの再生材。床材とカウンター天板は、ウイスキーの樽材の再生品
TOP
大和ハウス東京ビル
●企業名・団体名:
大和ハウス工業株式会社
●所在地:
東京都千代田区
●オフィスの種類形態:
支社・支店、新築、自社ビル
●オフィスの延べ面積:
410175.35m
2
●業種:
総合建設業
●使用開始時期:
1999年5月
●入居者数:
1,248名
●建築設計:
大和ハウス工業株式会社・日建設計
●オフィス設計:
大和ハウス工業株式会社
●施工:
大和ハウス工業株式会社
オフィスの概要
高い天井と、什器高を抑え開放感とコミュニケーションに配慮したオフィス。個人のゴミ箱を設置せず、コーナーで22種類に分別し再資源化。また、完全消滅型の生ゴミ処理機の設置やリサイクル可能なタイルカーペットやOAフロアを採用。氷蓄熱、ガスコージェネ、中水処理等のシステムを導入し、電力・熱・水の負荷を削減。環境にやさしく、エネルギー消費の少ない、LCAを考慮したオフィスビルである。
<西側建物外観>
外観のデザインは他の面と同様の外装で、西面と東面に企業のサインを設けて、来客者に建物の認識をしやすくしている
<12階 技術系執務フロア>
ゴミ箱を設置せず、各人の机の横にリサイクルポケットを設置した。OA作業と、図面チェック作業があるため、L字型の机レイアウトとしている
<各階リサイクルステーション>
各執務フロアに2ヶ所ずつ設置。紙類、ダンボール、容器金属類、プラスチックなど完全分別を行っている
<地下1階 リサイクルセンター>
全館のリサイクルステーションから集まったものの処理を行う。生ゴミ処理機も設置している
TOP
copyright 2000NOPA
nopa@nopa.or.jp