第14回(2001年)日経ニューオフィス賞

株式会社ジャパネットたかた

九州ニューオフィス推進賞<九州経済産業局長賞>
 
●企業名・団体名: 株式会社ジャパネットたかた
●所在地: 長崎県佐世保市
●オフィスの種類形態: 本社、新築、自社ビル
●オフィスの延べ面積: 13,800m2
●業 種: 通信販売業
●主な業務: 総務・経理・人事/資材・調達・購買/企画・計画/営業・販売/コールセンター
●使用開始時期: 2001年2月
●入居者数: 280名
●社内の推進部門: レイアウト検討委員会
●建築設計: 間組 九州支店
●オフィス設計: 岡村製作所、 永池
●施 工: 間組、岡村製作所
 

 

CS放送やインターネットを通じた商品紹介で急成長中の会社。企業規模の増大に伴い、採用したプランでは、コールセンターを含めたほとんどの事業部を同一フロアに入居させた。中央部にコラボレーションエリアを設け、ワーカー全員のコミュニケーションの活性化を図ると同時に、イントラネットを通じての商品情報や、その他さまざまな情報の共有化を図り、社員全員一丸となって顧客への対応をしている意気込みが良く伝わってくる活気あるオフィスとなっている。

 

   

執務ゾーン
1,800×1,600のL型ワークステーションにドリップ型のサイドテーブルを連結し、机上面積を広く確保した。一人2台のパソコンを使用するワーカーも今後増えてくることを考慮して計画したが、ワーカー同士の自席でのコミュニケーションテーブルとしてもサイドテーブルが活用されている。

コールセンター執務ゾーン
売上拡大による人員増やグループ編成に伴うレイアウト変更に容易に対応可能なキャスター付テーブルを採用した。
カタログ等の書類を広げてもPC操作に支障のない1,400×700の天板サイズとしている。
オペレーターはローテーションで勤務するためフリーアドレスを導入し、個人収納はモバイルカートを使用している。
 

コラボレーションコーナー
取り扱い商品のカタログはコラボエリア内に設置し、誰でもの目に触れる様に考慮した。
また、カタログの近くにはハイテーブルを配置し、立ったままで、また打合せの中で見たり出来る。

スタディコーナー
研修スタイルや参加人員によって自由にレイアウト可能な一人用キャスター付什器を採用。また、スタディコーナーと執務ゾーンはローパーティションで区画し、人員増などによる執務レイアウト変更時に、干渉スペースとしても有効活用できるように考慮した。