広島副都心計画の「西風新都」に建設されたこの新社屋は、外壁のレモンイエローの色彩が目を引く。2000年に木工部門を休眠させたが、残してあったツキ板を社長室の内装に使い、その歴史をとどめている。オフィスに面した池やウッドデッキは、自然とオフィスを繋ぎ合わせる。ウッドデッキは打合せや昼食に利用されており、コミュニケーションを活性化させる。情報通信技術を活用しながらコミュニケーションとコラボレーション、そして地域社会と協創をテーマに掲げたこのオフィスは、小規模ながら明るく、家族的なイメージがあふれている。
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