研究塾のご紹介

「NOPA公開セミナー」開催のご案内

1.詳細情報 | 2.公開セミナー・研究報告会
※定員に達しましたので、申し込みを締切らせていただきます。
 たくさんのお申込みありがとうございました。

詳細情報
■日時
 
東 京
日時:
平成26年6月3日(火)13:30より
会場: イトーキ 東京イノベーションセンター「SYNQA」
住所:東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー1F
URL: http://www.synqa.jp/access/
定員: 100名
■申込締切
 
※申し込みは締切らせていただきました。

※ご登録いただいたメールアドレス宛てに受講票を送付いたします。印刷し当日ご持参ください。

 
■プログラム
 ※13:15〜受付を開始いたします。
 
13:30〜13:35 開会挨拶
13:35〜14:35 <NOPA公開セミナー 講演1>
“クリエイティブ・オフィス 〜経営とオフィスの融合〜”
(一社)ニューオフィス推進協会 会長 三栖 邦博氏
  ------------------ 10分休憩 ------------------
14:45〜15:35 <NOPA公開セミナー講演2>
“Pre-Design概論”
京都工芸繊維大学 教授 仲 隆介氏
  ------------------ 5分休憩 ------------------
15:40〜16:30 <NOPA公開セミナー講演3>
“Pre-Design実践 〜デプスインタビュー手法〜”
大成建設(株) 丸山 玄氏
■参加料
 
会員 無料(セミナー/ 配布資料)
非会員 6,000円(セミナー/ 参加費、配布資料 税込)
※非会員の方は当日現地でお支払いをお願いいたします。

受講票を登録いただいたメールアドレス宛てに送付しますので印刷し、当日ご持参ください。
なお、このセミナーは、認定ファシリティマネジャー資格更新講習B方式に該当し、2点を加点できます。
申込に関する問合せは、事務局 出水、坂巻までお願いいたします。(TEL 03‐3553‐3471)

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NOPA公開セミナー 講演1
■テーマ
 
“クリエイティブ・オフィス 〜経営とオフィスの融合〜”
■講師
(一社)ニューオフィス推進協会 会長 三栖 邦博氏
■内容
 
 クリエイティブ・オフィスとは、オフィスを組織的知識創造の「場」と捉え、経営とオフィスを融合させた概念である。具体的には、野中郁次郎氏が提唱する「組織的知識創造理論」:暗黙知と形式知の相互作用からなる知識創造の4つのプロセス(SECI)を、オフィスワーカーの12の知識創造行動に置換することで、オフィスを知識創造の「場」として構築することができる。
本セミナーでは、クリエイティブ・オフィスの概念構築から深化の変遷に深く関わる、経営と空間の両者の専門家が、経営に資するクリエイティブ・オフィスについて概説する。
NOPA公開セミナー講演2
■テーマ
 
“Pre-Design概論”
■発表者
京都工芸繊維大学 教授 仲 隆介氏
■内容
 
オフィスで営まれるビジネス活動を活性化すること、多くの人がオフィスで過ごす膨大な時間を豊かにすること、そして、この相互に関連する二つの事項を実現することで社会を元気にすること、これがオフィスづくりに関係する人々の役割である。
世界的な知識経済化の進展に伴い、ビジネスを活性化するためには、オフィスの知的生産力を向上させることが必要不可欠となった。しかし、知的生産性向上の万能オフィスを求める方向に解は無く、それぞれの組織のビジネス活動にフィットしたオフィスを作ることこそが最良の方法であることが、多くの方々の努力により、見えてきた。
日経ニューオフィス賞の審査において数多くのオフィスを視察してきたが、自社のビジネスにフィットしたオフィスは、入った瞬間に、さも知が交換されている音が聞こえるかのような、<ザワザワした活気>が感じられる。その空間を少し共にするだけでユーザーが嬉々としてオフィスを使いこなしていることが伝わってくる、まるでユーザーの行うビジネス活動とオフィス環境がハーモニーを奏でているかのように。
<ザワザワした活気>のあるオフィスを調べるうちに、共通点が見えてきた。それは、設計の前段階において、オフィスユーザーたちの暗黙知(想い、信念)を活用し、「豊かな設計条件」を設定するために多大な努力が払われていることである。プロブレムシーキング、シナリオライティング、デプスインタビュー、ワークショップ等々を駆使した、いわゆるPre-Designがきちんと行われていたのである。Pre-Designの分析を進めるうちに、その行為自体も知識創造プロセスであることも見えてきた。我々がクリエイティブ・オフィスに不可欠と考えるPre-Designを紹介したい。
NOPA公開セミナー講演3
■テーマ
 
“Pre-Design実践 〜デプスインタビュー手法〜”
■講師
大成建設(株) 丸山 玄氏
■内容
 
Pre-Designを「組織的知識創造」を実現する「場づくり」のプロセスと考えている。その最初のステップとして大事なのは、「場」を構成する様々な関係者の「潜在ニーズ」を洗い出し、関係者全員で共有することである。なぜなら、経営者が目指す「ゴール」や、各部門が抱える「現状の課題」、さらに、将来のビジョンを様々な角度から捉える一人一人の「夢」を、多面的に広く、さらに価値観まで深く踏み込むデプスインタビュー結果が、その組織オリジナルの「場づくり」に欠かせないデータになるからである。
ここでは、デプスインタビュー手法の一つであるT-PALET(ティ・パレット)を紹介する。T-PALETでは計画対象となる施設と、計画施設の比較対象となる施設をカード化し、ボード上で相互の位置づけを一対比較により評価する。さらに、その理由や実現のためのヒントを尋ね、評価項目が満たされることの効用や価値を確認する。このような特徴があるため、一人一人の「潜在ニーズ」をありのままにお聴きすることができることができ、よいワークプレイスづくりの実現のための方針を明確化する。
講演では、日経ニューオフィス賞の受賞オフィスから、T-PALETを活用したPre-Designの事例を紹介する。

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