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2006年 知創ワークプレイス研究6回コース
2006年 知創ワークプレイス研究6回コース
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■講座概要
妹尾 大
東京工業大学 大学院社会理工学研究科
経営工学専攻 助教授
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6回コース(7月/8月の2ヶ月)
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原則月曜日
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18:30〜21:00
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場所 NOPA会議室を予定
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定員 20名 (最小開講人数 10名)
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受講料 \60,000-
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教材費 \5,000-
■目標
知識創造を誘発するワークプレイスの新しいコンセプトを考え具体策を検討する。
■講義概要
本講義では、知識創造理論をベースとして、先進的なワークプレイスの設計と運営について検討する。今日の企業組織にとって、オフィスの戦略的活用が重要性を増していることの背景には、次の3つの変化が考えられる。第1に、経営環境の変化である。同じことを他社より上手くやることで優位に立てるという成長経済のなごりは消滅し、現在では他社とは違うこと(差別化・差異化)をやりつづけなければ持続的な競争優位を保つことが困難となっている。第2に、経営者の意識の変化である。付加価値創造の現場が工場であった時代には省みられることの少なかったオフィスに、現在は注目が集まっている。第3に、オフィスの機能の変化である。これまでは、効率的で、過ごしやすく、不満が出ないオフィスが求められていたが、現在では、そこで働く人々の独創性を育み、シナジーを発揮し、非定形業務に強いオフィスへの要請が高まっている。以上をまとめると、情報処理の効率を追求する旧来のオフィスから、知識創造の促進を追求する新しいオフィスへの移行が始まっているといえよう。
講義の冒頭では、知識創造理論およびナレッジマネジメント関連の最新情報を解説し、ワークプレイスを捉えるフレームワークを共有する。このフレームワークに基づき、受講者は自らのワークプレイスを生きた材料として俎上にのせ、その問題点を洗い出し、問題解決の具体的方法を策定・検討するといった「アクションラーニング(参画学習)型」のプログラムを予定している。
■対象者
・
ハードウェアのレイアウトのみならず、動機付けやソフトウェアなどをも含んだトータルなワークプレイス設計に関心のある人々。
・
ナレッジマネジメント施策を、(特にIT施策と人事総務施策を連動させることで)実質的な成果に結び付けたいと考えている人々。
・
チーム活性化を実現する手立てを模索している人々。
・
オフィスのサプライヤー企業に属し、先進的なオフィスの研究、企画、開発にかかわる人々。
■テキスト
『クリエイティブオフィスのつくりかた』(出版予定、仮題) および 配布資料
■日程
第1回 7月3日(月)
はじめに
・経営パラダイムのシフト:情報処理と知識創造
・ワークプレイスの潜在機能
1.知識創造理論の解説
・暗黙知と形式知
・知識スパイラルの促進
・場づくり、知識資産、リーダーシップ
第2回 7月24日(月)
2.ワークプレイス現状評価
・ワークプレイスを捉えるフレームワーク
・問題点の洗い出し
・ベストプラクティスの紹介
第3回 7月31日(月)
3.変革ビジョンの作成
・戦略とワークプレイスの整合性
・「知創ワークプレイス」モデル
・ハードウェアとソフトウェアの両面展開
第4回 8月7日(月)
4.変革実施計画の立案
・コンセプト創造
・ステイクホルダー分析
・コミュニケーション戦略
第5回 8月21日(月)
5.場のマネジメント
・クリエイティブワークスタイルの深堀
・知動説・転知創造・展知創造
・クリエイティブオフィスの未来
第6回 8月28日(月)
6.報告会
・実施経過報告会
・フィードバック
■特典
(研究部会への参画)
NOPAでは、NOPA塾の内容を踏まえ、ニューオフィス化を推進するために特に重要であると考えられる課題を抽出し、最近のオフィスを取り巻く環境変化を考慮に入れ、各研究部会を年に1度企画しております。研究部会活動は研究成果を求めることのみならず、参画者相互のコミュニケーションを図る上で大変意義の有ることと考えております。
今回NOPA塾を受講の皆様は、研究部会への参画資格が得られます。少人数参加型による勉強会方式のため、開催日数の8割以上の参加が可能な方の参画を希望致します。
参画希望の方は申込書の研究部会欄にチェックを付けて下さい。
開催期間:10月〜3月(月1〜2回程度)開催予定です。
参画費用:無 料
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