日経ニューオフィス賞 受賞オフィスの紹介
■2005年度 第18回日経ニューオフィス賞
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伊藤忠テクノサイエンス 株式会社(略称CTC*)
ニューオフィス情報賞

●企業名・団体名: 伊藤忠テクノサイエンス 株式会社
●所在地: 東京都千代田区霞が関 3-2-5 霞が関ビル
●オフィスの種類形態: 本社、リニューアル、賃貸ビル
●オフィスの延べ面積: 13,716.36m2
●業 種: 情報サービス
●使用開始時期: 2004年10月
●入居者数: 1,836名
●社内の推進部門: オフィス統合チーム
●建築設計: 富士ビジネス株式会社
●オフィス設計: 富士ビジネス株式会社
●施 工:
建築内装:三井デザインテック株式会社
ネットワーク:CTCテクノロジー株式会社、NSK株式会社
家具: コクヨオフィスシステム株式会社、株式会社 岡村製作所、
株式会社イトーキ、インターオフィス株式会社



当オフィスは、都内数ヵ所に分散していたオフィスを、霞ヶ関に統合した物件である。同社は、この統合に際して固定IP電話や個人ロッカーの導入などによってグループフリーアドレス(グループ単位のフリーアドレス)を可能にしており、コミュニケーションの充実を図っている。同じく、統合に際して、情報インフラの整備・強化((注)シンククライアントシステム、生態認証、グルプウエアー等)を行い、情報のセキュリティー強化を実現している。コミュニケーションとセキュリティーという相反する課題を、同時に実現したオフィスのモデルである。

(注)シンクライアント(thin cliant): アプリケーションソフト等とサーバーで一元管理し、運用・管理コストの削減をはかるコンピューターシステム


(レセプション)
デザインコンセプト:
「情報エンジニアリング」
ブランディングウォールコンセプト:
「活気のあるおもてなしの場」
「スタート地点の場」
「ユニークかつ最先端技術の発信の場」
(ウェイティングエリア)
レセプションの後方に位置するウェイティングエリアは窓側に面しレセプションとの一体感を創造。
(ゲストゾーンコリドア(通路))
一目で見渡せる50m以上にも及ぶ通路は永続性のある空間を表現。
(セミナールーム)
最大180名収容のセミナールーム。大中小とフレキシブルな使用が可能。

(ゲストルーム(プレゼンテーションルーム))
テーブルは提案型ビジネス支援を考慮したデザイン。2面マルチモニター、ガラスボード(ホワイトボードとスクリーンを兼用)などを採用した機能的空間。
(執務ゾーン(執務側))
開放的なオープンオフィス。IPフォンの導入で実現されたグループアドレス制。

(執務ゾーン(通路側))
帰宅時には各自に割り当てられたパーソナルロッカーにPCや事務用品等を収納し、「クリーンデスク」を習慣化するとともに、日常のセキュリティを強化。

(コラボレーションエリア)
各部間に設置されたコラボレーションテーブル。通常は6名用、2つのテーブルを使用し、10名以上のコラボレーションも可能。

(リフレッシュエリア(ソファータイプ))
あたたかみのある空間として床、壁、ソファーの素材と配色を工夫。

(リフレッシュエリア(ハイカウンタータイプ))
気軽に立ち寄れるように執務エリアに隣接。

(リサイクル/廃棄物処理)
リサイクルボックスにより廃棄物処理を徹底。

(メールセンター)
メールセンターはサービスセンターに隣接。社内外の郵便物、宅配便を一括管理。

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