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富士ゼロックス
オフィスサプライ株式会社
業務特性に合わせたスペーススタンダードを設定、目的に即した空間設定による作業効率向上を図り、構内PHS・ボイスメールの導入、集中ハブ方式ネットワーク管理、情報コンセント先行配線、TV会議システム導入等による「どこでもオフィス」と「コミュニケーションの活性化」にきめ細かな工夫をしている。ワーカー同士が仕事の中で出合える動線設定とリフレッシュコーナーを各階の見晴らしの良い窓際に設置するなど、インフォーマルなコミュニケーションの場づくりにも配慮されている。テナントビル入居だが免震ビル建築をオーナーに提案し採用させたり、災害時の通信確保のため衛星通信用設備を設置するなど、リスクマネジメントも考慮された優れたオフィスである。
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プロフィール |
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●所在地: |
東京都千代田区
神田駿河台2−5−12 |
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●オフィスの種類・形態: |
テナントビル、本社 |
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●オフィスの面積: |
4,153u |
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●業種: |
PPC用紙、事務用機器および事務用消耗品の販売 |
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●使用開始時期: |
平成9年5月 |
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●入居者数: |
254名 |
コンセプトは21世紀を
見据えたFXOS社員
自己実現の舞台づくり
[1]「強いオフィス」:生産性の高い執務空間づくり
(1)情報の共有化、データの即時的利用
- 情報ネットワーク整備「どこでもオフィス」/集中ハブ方式ネットワーク管理、各フロア情報コンセント先行配線
- TV会議システム整備/各拠点と関連会社拠点とのTV会議網整備、設備、会議室設置
(2)目的に即した空間設定による作業効率向上
- 業務特性対応スペーススタンダードの設定/スタッフ系、営業系それぞれにスペーススタンダードを設定
- 創造性支援空間の設置/2Fに思考業務に集中できる空間、ドキュメントセンターを設置
- 目的に応じた会議空間の設置/経営会議、対策検討、研修等会議目的に合わせ設置
(3)組織、成員の変更に柔軟なオフィス設計:設備変更ロード、コストの低減
- 固定レイアウト採用/ブロック単位で家具レイアウト、変更時は人と書類だけが移動
[2]「おもしろいオフィス」:ワーカーが自己表現できる空間づくり
(1)デジタルコミュニケーションと相互補完するフェイス ツー フェイスコミュニケーションの尊重
- インフォーマルコミュニケーションのしかけ/オフィス内移動時に「寄り道」、「立ち話」ができる動線計画
- 各階窓際ゾーンの共用化/屋内環境の良い窓側に共用ゾーン、動線を配置
[3]「やさしいオフィス」:快適性の高い空間づくり
(1)憩いの場の提供
- リフレッシュルーム、各階コーナーの設置/8F各窓側エリアをリフレッシュ空間として開放
(2)安心オフィス
- バリアフリー対応施設の導入/EV、通路、トイレ等をバリアフリー対応に指定
- 免震構造ビルの指定/テナントビル選定時に免震構造ビルを指定
- 全フロア分煙ルール設定/各階に喫煙室を設置。ここ以外での喫煙は不可
- 1F展示コーナー、各階リサイクルコーナー設置/地球環境保護、リサイクルの取組具現化
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情報技術環境コンセプト
「どこでもオフィス」の実現
「コミュニケーション」の活性化
[1]電話システムの改革
(1)PHS型オフィス電話システムの導入(下図参照)
(2)ダイヤルインの採用
(3)ボイスメールの導入
[2]一人一台のパソコン配備とそれを支えるネットワーク環境の構築
<ネットワークケーブル環境>
(1)集中ハブ方式の採用
(2)ポイント先行配線の採用(下図参照)
<プリンター環境>
大型高性能プリンターへの集約
プリンターの小型分散による大量配置でなく大型高機能の 集中配置(1台/階)を実施(下図参照)
[3] | AV会議システム・プレゼンテーションシステムの導入
AV会議システム・プレゼンテーションシステムを会議室の利用目的に合わせて構築し、
マルチメディアを活用し会議やプレゼンテーションが活発に実施されている。
また、全館映像配信システムにて情報を即時公開し、社内外との意思疎通が円滑となった |
1.会議室(6F) |
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プロジェクタ2基、TV会議システムを装備し、役員会議、拠点間会議に使用する。内装は、TV会議の効果を考慮し、ブルーを基調とした配色、吸音壁装材を採用 |
2.プレゼンテーションルーム(1F) |
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外来者へのプレゼンテーションを目的とし、プロジェクタ2基を装備。ネットワークからのデータ利用等マルチメディア対応。開閉式のテーブルは人数、用途に応じて角度を変えることができる |
3.接客コーナー |
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マルチメディア映像システムによる広報ビデオの放映。文字ニュース等の放映を可能とした |
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オフィスワーカーの快適性とゆとり
[1]職場環境 |
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(1) |
1人1台のパソコンと全国各拠点とのネットワーク |
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(2) |
社員相互のふれあいを演出する空間(リフレッシュルーム・オープンミーティングスペースなど) |
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(3) |
他拠点から本社にきた社員や、1人でこもり集中して考えるスポットオフィス |
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(4) |
バリアフリー対応を考慮した施設の導入 |
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(5) |
社員の安全の為に地震対策を施した免震ビルの選定 |
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(6) |
女性従業員の施設(女子トイレの小物入れ・ウォシュレット・ジェットタオルなど) |
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(7) |
全従業員にパソコン作業を配慮したアーム調整機能付き椅子の採用 |
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[2] |
制度や仕組み面
毎日の勤務時間を調整できるフレックスタイム制度、
1年間を通して都合の良いときに取得することができる4日のフレックスバカンス制度、
5年で5日間・10年で10日間の休暇を取得できるリフレッシュ休暇制度、年次有給休暇の積み立て制度、
働きやすさを目的にした年間を通じてのフレックスウェアー |
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地球環境への配慮
[1] |
紙ゴミのリサイクルの徹底
古紙はすべてリサイクルさせることを基本とした古紙分別を徹底 |
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(1) |
白い紙と色の紙の仕分け→1人1台仕分けBOX、フロアー単位の仕分けBOXと専用袋 |
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(2) |
新聞紙と雑誌類の仕分け→フロアー単位の専用BOX |
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(3) |
分別した古紙は、古紙の回収からリサイクルまでを地域単位で行う「オフィス町内会」に委託 |
[2] |
ゴミの分別徹底
紙だけではなく、リサイクルを基本としたゴミの分別の徹底 |
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(1) |
リサイクル可能なゴミの仕分け→フロアー単位で、空き瓶と空缶を仕分けする容器を設置 |
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(2) |
ゴミの仕分け→フロアー単位で焼却できるゴミと不燃物・生ゴミの仕分けを徹底 |
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Photo アラカルト
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