■平成17年度研究部会 概要 |
ニューオフィス化を推進するNOPAの諸事業の中でも、研究・調査活動は、設立以来会員各位の熱心な活動に支えられ、多くの成果を報告することにより、ニューオフィスの普及において重要な役割を果たして参りました。
平成17年度におきましても、これまでの研究成果を踏まえ、ニューオフィス化を推進するために特に重要であると考えられる課題を抽出し、最近のオフィスを取り巻く環境変化を考慮に入れ、下記のテーマの研究部会を企画致しました。
研究部会活動は、研究の成果を求めることのみならず、会員相互のコミュニケーションを図る上で大変意義のあることと考えております。 |
(仮称)研究部会案 少子高齢化時代のワークスタイルとワークプレイス |
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[研究部会のやり方] |
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[研究計画案の概要] |
1.研究の背景 子供の数が減ってきている。その一方で、高齢者の寿命がどんどん長くなってきている。21世紀は少子高齢化の時代だといわれている。子供をいつ何人持つかは、人それぞれの判断であり、国であれ何であれ他人が、子供が減っているから子供を持つようにと口を挟み強制することではない。が、口を挟むまでもなく、世の中の独身者の多くはいずれ結婚し子供を持ちたいと思っている。また、既婚者の多くも子供を持ちたいと思っている。しかし、実際には望む数の子供を持ちたくとももてない状況にある。なぜなのだろう。いろいろな理由が言われている。 |
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これらの理由は、単独で発生したのではなく、複合的に関連しており、一つの問題を解決したからとて、特に事情が改善するというものでもないらしい。また、適正人口の数そのものについての議論もある。国の経済力や、年金をはじめとする福祉制度を維持するために、ある程度の人口と生産性が必要ではあるが、あまりにも多くの人口を養うには、食料自給、エネルギー消費等多くの負荷があり、環境保護の観点からも問題がある。この研究部会では、人口の増減の良し悪しそのものについて論じることは避け、子供を持ちたい人が子供を持ち、働き、生活できるようなワークスタイル、ライフスタイルの実現のために一助となる提案を行ないたい。 |
2.研究の目的 子供を持ちたい人が子供を持ち、かつ職業を継続し収入の維持向上を図り、自分と家族の生活及び地域社会と共存する生活を大事にできるワークスタイル、ライフスタイルを実現のための方向性を探り、実現のために一助となる提案を行なう。 |
3.研究の概要 (1)少子高齢化のもたらす問題点の現状と今後の少子高齢化の現状調査と予測により、経済活動に及ぼす影響、ワークスタイルやワークプレイスに及ぼす影響について、検討する。
少子高齢化により、今まで労働市場に入りにくかった人たちの雇用が求められるようになる。どのような人たちがワーカとして働きうるのか。またその役割の内容や派生する問題点についても検討する。
従来の健常者の男性を中心とした雇用形態から、さまざまな人たちの雇用が求められるようになると、当然ワークスタイルとライフスタイルの変化が伴う。どのような変化が求められるのか、またそのために、ワークプレイスやワークスタイルに求められる変化は何なのか検討する。
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4.参考文献として用いるもの
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5.おまけ 研究の内容としては、研究概要の項目の他に下記のような項目にも言及する。
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