知識創造を目指すのであれば、経営者は、自らのオフィス空間内にこれら12の知識創造行動を支える空間を提供しているかどうかを検証する必要があります。
クリエイティブ・オフィス・レポートでは、この12の知識創造行動と空間(クリエイティブワークプレイス)を中心テーマとして取り扱い説明を行っています。
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知識創造行動 |
誘発する空間の代表例 |
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ジグザグの通路。話しかけやすくする工夫がされた執務空間。 |
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雑談したり打ち解けたりするスペース。 |
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ガラス張りや上から見ることができるなど、様子を見やすいような工夫がされた執務空間。製造現場や販売現場の様子などがわかるような工夫がされた空間。 |
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開放的な、ソファのあるような空間。立ち話のしやすい空間。メインのデスクの脇や後ろにある小さなテーブル。対人距離的には70cm程度で、小さな声でも会話できるスペース。 |
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やや大きめの可動テーブルを囲んで、大声を出しても大丈夫な、声の漏れないような明るい空間。ホワイトボードがあることが望ましい。 |
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ホワイトボードをみんなで囲んで、それを見ながらみんなで一つのものをつくっていける空間。 |
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07 |
調べる。
分析する。
編集する。
蓄積する。 |
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電話等にじゃまされず、こもって、落ち着いてPCに向かえる空間。過去のプロジェクト実績、他社の資料、マーケティングデータ等のある社内共有の資料室のような空間。自分の業務に必要となる書籍等を保管する空間。 |
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声が外にもれない会議室。閉鎖され、殴られない程度の対人距離を確保した上で安心して口げんかができるような議論のための空間。 |
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プレゼンテーションを行えるようにプロジェクターの利用できる部屋。権威的な会議室、かしこまった空間で緊張してプレゼンテーションをする空間。プレゼンテーション用の資料を落ち着いてつくるための空間。 |
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試作などが行えるように簡単な工具類のある空間。実験室。 |
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商談スペース。社外の人が気軽にやって来られるような展示ルーム。顧客が製品を試せたりまた、生産現場などを知ることができるスペース。 |
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研修室。ビデオ学習等を落ち着いて行える空間。模擬店舗。 |
S+E+C+I |
01〜12のうちの多くの行動 |
自席。1〜12のうちの多くの行動を行え、かつ素速く各モードをまわすための執務空間。 |
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