マルチメディア時代に対応する大学院教育に力を注いできた実績を踏まえ、社会人を対象にした本格的な「プロフェッショナル・スクール」として実学教育を展開している。その活動がさまざまな空間でデザインされており、全体として真っ白い箱の、ヴォリュームを表わす光のインスタレーションを発する建築物となっている。シンプルで白い空間は、自由な発想と無限のエネルギーを創造するためのステージでもある。 |
(外観)
奇を衒う形の派手さを競う環境にあるこの建物は、あえてシンプルなガラスの箱とした。建物の内部に光が満たされ、ゆっくりと色が変化していく。その「光のヴォリューム」に目を向け、自分自身の内面にも向き合う。 |
(エントランスホール)
柔らかい自然光がたっぷり入る、全面ガラスと高い天井による開放感のあるエントランスホール。ウエイティングと打合せ用のテーブルをオープンに配置。カラフルなボードには、アート情報を掲載。 |
(ワークスペース)
ワークショップの内容や、形態に合わせての部屋移動を無くすため、レイアウト変更が容易に出来る家具を採用。外が見えない乳白のガラスと白い壁で集中力を高める。真白な壁にはスクリーンを使わずに映像を映すことも出来る。 |
(ミーティングコーナー)
カウンター横には開放的なイメージで、気軽に立寄れるミーティングコーナーを設けている。 |