企業文化の発現の場として「伝統と斬新性の融合」を社内外に感じさせるオフィスづくりがテーマ。外部に向けては、素焼きタイルを採用した外壁やおもてなしを重視した受付、応接などで資生堂らしい美しさ、暖かさを表現している。社内に向けたオフィスコンセプトは「あらたな価値を創造する知的生産センター」。その実現に向け、コンセントレーションを重視した執務エリアをシンプルなデザインで展開する一方で、オフィスガーデンやカフェテラスを核にしたコミュニケーションとリラクゼーション支援機能など、社員の創造性を刺激する仕掛けを随所に設えている。また、社員の自社商品や歴史への認識を高めるべく、商品ギャラリーや過去のポスターやパッケージデザインを展示するボードを設けている。 |
(受付)
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(21階 会議室)
特定の会議室は、非常時対応、TV会議を想定した設備を設置、その他も基本的なOA対応としている。 |
(10階 デザイナー執務室)
作業をしやすいように奥行きをとり、色が見やすいよう天板の色を白色とした。試作品などが多くなり勝ちなため、それぞれに収納棚をセットしている。 |
(12階 カフェテリア)
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(20階 オフィスガーデン)
オフィスガーデンは偶数階に設置。植栽はフロアによって違う。 |
(21階 商品ギャラリー)
資生堂グループの商品を一堂に集めて展示。社員に日頃接触の少ない他部門・会社の商品に接する機会を提供。 |