- Award Winning Offices
第18回 日経ニューオフィス賞受賞オフィス紹介
- ニューオフィス推進賞
- 東北ニューオフィス推進賞
- 経済産業大臣賞
仙台フィンランド健康福祉センター 研究開発館
法人データ
企業名・団体名 | 財団法人 仙台市産業振興事業団 |
---|---|
所在地 | 宮城県仙台市青葉区水の森3丁目24-1 |
オフィスの種類形態 | 研究所、新築、自社ビル |
オフィスの延べ面積 | 約800m2(コア部除く) |
業 種 | 財団法人 |
使用開始時期 | 2005年3月 |
入居者数 | 6名(※+研究者26席) |
社内の推進部門 | 財団法人仙台市産業振興事業団 情報・健康福祉産業部 FWBCプロジェクト推進室 |
建築設計 | 株式会社 山下設計 |
オフィス設計 | パワープレイス 株式会社 |
施 工 | 建築:佐々良建設 株式会社、オフィス家具:株式会社 内田洋行 |
NOPAの眼
フィンランドと仙台市による、国際産学協同の研究センターであり、高齢者福祉機器の研究開発を行っている。特別養護老人ホームが隣接しており、研究と現場が直結している点で、開発速度や品質向上が期待できる。国内では他に例のない施設である。北欧の家具、間接照明はもとより、光を取り込むサンルーム状のプレインストームラウンジは、研究者の自由な発想が飛び交う仕掛けであると同時に、ワーカーのストレス軽減に一役買う空間である。福祉先進国の思想が充分に表現されオフィスである。

モダンなガラスカーテンウォールとガラスの庇でシャープな外観。

ガラスと木を用いた明るい空間。通常は内側の扉にはセキュリティがかかっている状態。

研究成果の発表や実験、体験などができるスペース。

地域の人や、研究者などを対象にした講習会などを実施。

淡い木目調を基調としたフィンランド製の家具を採用している。

ガラスや低いデスクトップパネルの採用により、コミュニケーションのとり易い、オープンな雰囲気のオフィスとしている。

研究者がグループで入るレイアウト。ローパーティションの色を変え、同じレイアウト部屋ながら区別できるようにしている。

室内の床面にも点字ブロックなどを採用している。

研究者のリフレッシュと研究者同士のコミュニケーションの場。全てフィンランド製の家具を用い、柔らかく優しい雰囲気の空間としている。