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仙台フィンランド健康福祉センター 研究開発館

法人データ

企業名・団体名 財団法人 仙台市産業振興事業団
所在地 宮城県仙台市青葉区水の森3丁目24-1
オフィスの種類形態 研究所、新築、自社ビル
オフィスの延べ面積 約800m2(コア部除く)
業 種 財団法人
使用開始時期 2005年3月
入居者数 6名(※+研究者26席)
社内の推進部門 財団法人仙台市産業振興事業団 情報・健康福祉産業部
FWBCプロジェクト推進室
建築設計 株式会社 山下設計
オフィス設計 パワープレイス 株式会社
施 工 建築:佐々良建設 株式会社、オフィス家具:株式会社 内田洋行

NOPAの眼

フィンランドと仙台市による、国際産学協同の研究センターであり、高齢者福祉機器の研究開発を行っている。特別養護老人ホームが隣接しており、研究と現場が直結している点で、開発速度や品質向上が期待できる。国内では他に例のない施設である。北欧の家具、間接照明はもとより、光を取り込むサンルーム状のプレインストームラウンジは、研究者の自由な発想が飛び交う仕掛けであると同時に、ワーカーのストレス軽減に一役買う空間である。福祉先進国の思想が充分に表現されオフィスである。

(外 観)

モダンなガラスカーテンウォールとガラスの庇でシャープな外観。

(エントランス)

ガラスと木を用いた明るい空間。通常は内側の扉にはセキュリティがかかっている状態。

(コ・デザインスペース)

研究成果の発表や実験、体験などができるスペース。

(カンファレンスルーム)

地域の人や、研究者などを対象にした講習会などを実施。

(マネージャールーム)

淡い木目調を基調としたフィンランド製の家具を採用している。

(マネジメントオフィス)

ガラスや低いデスクトップパネルの採用により、コミュニケーションのとり易い、オープンな雰囲気のオフィスとしている。

(プロジェクトルーム)

研究者がグループで入るレイアウト。ローパーティションの色を変え、同じレイアウト部屋ながら区別できるようにしている。

(バリアフリー)

室内の床面にも点字ブロックなどを採用している。

(ブレインストームラウンジ)

研究者のリフレッシュと研究者同士のコミュニケーションの場。全てフィンランド製の家具を用い、柔らかく優しい雰囲気の空間としている。