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□□□■ 「NOPAメールマガジン」
□□□■ 2006/3/31−Vol.5
■■□■ 社団法人ニューオフィス推進協議会
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http://www.nopa.or.jp/
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■INDEX
□1.インタビュー
「モチベーションとセキュリティ」
(株)マネジメントシステム評価センター
企画開発本部企画第一部長 殿村順一
□2.オフィスセキュリティコーディネータ資格試験募集中
□3.第19回日経ニューオフィス賞募集開始
□4.インフォメーション
−オフィス見学会開催予定
−広告募集中
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□1.インタビュー
「モチベーションとセキュリティ」
(株)マネジメントシステム評価センター
企画開発本部企画第一部長 殿村順一
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急激に増加しているISMS認証取得
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―昨年、個人情報保護法が施行されてから、情報セキュリティに対して企業の
意識は変わってきたでしょうか。
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)は、情報の破壊、漏洩
、盗難、システム停止などの情報リスクなどに対応する仕組みを作る規格です。
情報セキュリティに対する意識は、業種によってバラつきはありますが、かな
り意識が高まったと感じます。1年前のプライバシーマーク認定事業者は10
00余り、ISMS認定取得事業者も数百という状態でした。それが、個人情
報保護法が施行されてから、急激に増えました。
オフィスにおける情報セキュリティは、物理的・環境的セキュリティ、人的
資源のセキュリティ、技術的セキュリティなどが大きな柱となります。なかで
も物理的セキュリティはオフィス環境のセキュリティを考えるとき、前提条件
になるのではないでしょうか
―あらゆるところに高価な鍵をつけるということが、物理的セキュリティを高
めるということではないですよね。
それはリスクをどう考えるかという問題になると思います。 日本人はとも
すれば、発生確率は高いけれど被害規模が小さいリスクに対する対策を重要視
する傾向があります。まず少ない費用で発生確率を少なくする工夫が大事です。
そしてリスクは許容してもいいのです。どこまでを許容範囲とするかを決める
のは経営者の仕事だと思います
―ISMSも2005年10月からISO27001として、正式に発行され
るようになりました。
そうですね。ISOには、『○○をすること』という要求事項があり、それ
ぞれの項目に対して、どのようなことをするのか決めるのは事業者自身なんで
す。ですから、最初から高い目標値を設定せず、継続的に改善して、徐々にい
いものにしていけばいいのです。このスパイラルアップがISOの精神なんで
す。
大事なことは、経営者は決めたことをやり続ける強い意志をもつこと、そして
それぞれの要求事項に対して、どのレベルを目指すのか明確に示すことです。
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働き甲斐のある職場はセキュリティも強い
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―物理的セキュリティを強化すると、コミュニケーションが妨げられるという
問題はありませんか。
そういう問題は確かに存在します。情報は関係者が共有してこそ生かされる
ものなのに、物理的セキュリティを高めた結果、情報が共有しにくくなるとい
う面もあります。このバランスをどうとるかが、いちばんの課題でしょう。オ
フィス空間のレイアウトなど、オフィスを設計する人の役割も大きくなると思
います。
ただ、物理的セキュリティだけでは限界があるのではないかというのが、正
直なところです。過去の情報漏洩を見てみると、意図的にデータを持ち出すな
ど、大半が人的要因によるものです。こうしたリスクを防ぐには、意識改革の
ための教育が大切なことはもちろんですが、何より働きやすい、いい会社にす
ることが重要なのではないかと思います。
仕事が楽しく、生きがいをもって働ける会社なら、情報を漏洩して、働く場を
失うことはしないでしょう。モラルハザードの問題や、内部統制の整備や運用
の問題もあり、経営トップの役割と責任は大変重くなっていると思いますが、
リーダーシップと手腕に期待せずにはいられません。
■全文はこちら
http://www.nopa.or.jp/study/interview/archive/060331.html
殿村順一(とのむら・じゅんいち)氏●ISO9001、ISO14001
審査員、中小企業診断士、技術士(建設部門)。1970年佐藤工業株式会社入
社、高速道路工事の管理、技術部、設計部、工事管理部門などを経て、‘95
年から品質保証部、環境管理部にてISO9001、ISO14001などの
システム構築、社内教育などに従事。‘02年10月(株)マネジメントシステ
ム評価センターに入社、企画開発本部企画第一部長として、経営企画や品質、
環境の審査業務に携わる。
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□2.オフィスセキュリティコーディネータ資格試験募集中
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オフィスセキュリティコーディネータ資格試験の概要
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オフィスセキュリティコーディネータとは、オフィスにおけるセキュリティ
対策について幅広い知識を有し、企業等に対して助言および情報提供等を行う
とともに、オフィスセキュリティマーク認証の際に、組織(企業等)の申請業
務支援を行うことのできるオフィスセキュリティの専門家です。
申請業務支援とは下記の通りです。
・実際に認証を希望する企業に出向き、オフィス自体やセキュリティ対策
に関する運用状況を確認し、「オフィスセキュリティマーク認証基準チ
ェックリスト」を作成します。
・オフィスにおける現状図面を確認し、所定の申請図面を作成します。
(簡易なオフィスレイアウト図面)
・その後、認証を希望する企業がNOPAへ審査申請し認証を取得した場
合、コーディネータに対してNOPAから申請業務支援料が支払われま
す。
このコーディネータになるためには、NOPAが実施する講習および試験を
うけ合格する必要があります。受験資格は受験日において25歳以上であれば
よく、試験内容は、選択式・論述式による筆記および実技(簡易なオフィスレ
イアウト図面の作成)です。
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<第一回オフィスセキュリティコーディネータ資格試験>
●資料請求期間 :3月1日(水)〜4月17日(月)
●受験申込受付期間:3月16日(木)〜4月24日(月)
●講習・試験日 :5月20日(土)・21日(日)
−講習の受講は必須です−
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資格試験の詳細は、下記URLをご参照ください。
皆様方のお申し込みをお待ちしております。
■オフィスセキュリティコーディネータ資格試験についてはこちら
http://www.nopa.or.jp/security/coordinate.html
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□3.第19回日経ニューオフィス賞募集開始
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第19回「日経ニューオフィス賞」(主催:日本経済新聞社/社団法人ニュ
ーオフィス推進協議会 後援:経済産業省/日本商工会議所)の募集を開始し
ます。
<応募対象>
・創意と工夫にあふれ、快適かつ機能的なオフィスとして優れていること。
・平成18年3月末までに実際に利用が開始され、継続的に運用されてい
るオフィスであること。
・規模・業種は問いません。
<応募資格>
・応募者は当該オフィスの利用者もしくは提供者のいずれでも結構です。
提供者は応募に際し、利用者の了解を得て下さい。
<応募方法>
・応募者は所定の期日までに、所定の応募書類を作成し、日経ニューオフ
ィス賞の各事務局まで確実な方法にて送付して下さい。
<応募受付期間>
・平成18年4月3日(月)〜5月19日(金)
■日経ニューオフィス賞についてはこちら
http://www.nopa.or.jp/prize/index.html
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□4.インフォメーション
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オフィス見学会開催予定
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【今後の予定】
第11回 パソナ 東京本社ビル
[見学会開催日] 2006年4月6日
第12回 TOTOショールーム
[見学会開催日] 2006年4月14日
*上記のスケジュールは、都合により変更する場合があります。
*参加費はNOPA会員1000円、非会員2000円です。(当日徴収)
*各見学会の定員を超過した場合は、抽選等により参加者を決めさせていただ
きます。ご了解ください。
■オフィス見学会についてはこちら
http://www.nopa.or.jp/course/seminer/index.html
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広告募集(無料)
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NOPAメールマガジンおよびNOPAホームページでの広告を募集します。
企業紹介、イベント広報、新製品の宣伝等にご利用ください。
当面、無料での掲載を行いますので、お気軽にご応募ください。
尚、掲載企業、掲載内容、掲載時期等は、こちらで判断させていただきます。
■広告のお問い合わせ・お申込みは下記までお願いいたします。
nopa@nopa.or.jp NOPA広告事務局まで
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「NOPAメールマガジン」Vol.5(2006年3月31日)
発行:社団法人ニューオフィス推進協議会
〒104-0043 東京都中央区湊2−4−1TOMACビル3F
TEL:03-3553-3471
URL:http://www.nopa.or.jp/
編集/広常 猛
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