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NOPAメールマガジンvol.6

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□□□■      「NOPAメールマガジン」
□□□■     2006/5/8−Vol.6
■■□■     社団法人ニューオフィス推進協議会
■□■■       http://www.nopa.or.jp/
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■INDEX

□1.インタビュー
「日経ニューオフィス賞は都市再生のシンボル」
菊竹清訓建築設計事務所 菊竹清訓

 □2.第19回日経ニューオフィス賞募集開始

□3.インフォメーション
−NOPA公開セミナー&平成17年度研究報告会開催
−ファシリティマネジメント講座開催
−オフィス見学会開催

□4.お知らせ
−日本たばこ産業株式会社
「Smokers'Style Competition 2006」
「いえ・たばこ・くうき プロジェクト」

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□1.インタビュー
「日経ニューオフィス賞は都市再生のシンボル」
菊竹清訓建築設計事務所 菊竹清訓
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都市再生の鍵を握るオフィス
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―今年も日経ニューオフィス賞の作品を募集する季節になりました。先生には
審査委員長をお願いしておりますが、今年はどのようなことを期待されていま
すか。

 ニューオフィスというと、建築やインテリアに限定して考えている人が大半
だと思います。けれど、今や自分の会社さえ快適であればいいという時代では
ありません。最近、『都市再生』という言葉がよく聞かれますが、『都市再生
』の尖兵となるのが、ニューオフィスなのです。

 海外から日本に来た方にとって職住近接は当たり前のことです。毎日1時間
以上電車に乗って、会社に通うなんて考えられない。当然、東京で働くことに
なったら、職場の近くに家族で暮らせる家がある筈だと探すわけです。ところ
が、家は見つかったとしても、家族で行くレストランはない、子供が遊ぶ場所
はない、友だちを作る学校も見つからない。生活の場として余りに欠けている
。これでは都市とはいえません。そこで外資系のオフィスは、東京ではなく、
香港やシンガポールに行ってしまう。今、マレーシアのクアラルンプールとか
、台湾の台中市の方が、都市機能が本当に充実してきています。

ですから、いくら立派な建築物を作っただけでは魅力がない。生活する環境も
一緒に整えることこそ、都市再生であり、その最前線となるそれがニューオフ
ィスなのです。

 ITの時代、ニューオフィスは世界的なネットワークをもたざるをえません
。それは24時間ワークするということを意味します。にもかかわらず、仕事
の途中に食べられるようなヘルシーで、値段の安い食事を提供するレストラン
や、ちょっとお茶が飲めるようなお店が24時間オープンしているかというと
、そんなところは東京にはありません。このままではいけないと、みんなが早
く気づかなくてはならない。

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海外ですすめられている都市計画
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―海外ではどのような都市づくりがすすめられているのでしょう。

 人が都心に住めるようにするには、どうしたいいか。その最初の事例は、ロ
ンドンのバービガン計画やパリのラ・デファンス計画です。デファンス地区に
は、高層ビルが建つオフィス街の外側に美しい公園が広がり、さらにその外側
に住宅エリアがあります。オフィスで働いている人たちは、昼食時間になると
、公園を抜けて自宅に戻り、自宅で家族と一緒にゆっくり昼食を食べて、また
公園を歩いてオフィスに戻る。フランス人が理想とするライフスタイルがここ
に実現しているのです。

 日本も昔は理想的な都市を作ろうという計画がありました。場所はどこかと
いうと、満州。今も大連やハルピンに行くと、当時の建物が残っています。昔
の建物ですから、今見ると、それほど立派には見えませんが、それでも、日本
の理想の都市を実現しようとする意気込みが感じられる。このような環境は、
経営者が公のことに関心をもち、都市再生としてオフィスを考えないと実現で
きません

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世界のオフィスビルの担い手に
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―日本の建築で誇れるものはありませんか。

 今、日本では、鉄、ガラス、セメントから機械設備、機械類、IT、家具、
調度にいたるまで、高品質なものをすべて国内で調達できます。こんな国はほ
かにありません。そうした産業を支える人たちのレベルも、ものすごく高い。
ですから、50階建てのビルも、100階建てのビルも、作ろうと思えば、す
ぐ作れるのです。『日本がオフィスを作ってあげますよ』というふうになり、
都市はおまかせくださいということにすべきでしょう。

 おそらく、これから数十年の間に、東京のビルはほとんど建て替えなくては
ならないでしょう。そのときは都市再生を考えた街づくりが必要になると同時
に、再利用できる建築にしなくてはならない。先を見通した建築にしておくこ
とが必要です。そういうモデルを是非みんなで考えようということにして頂き
たいし、そういうエネルギーと実力が、みなぎっています。

■全文はこちら
http://www.nopa.or.jp/study/interview/archive/060508.html

 菊竹清訓(きくたけ・きよのり)氏●
日本建築士連合会名誉会長。米国建築家協会特別名誉会員。フランス建築アカ
デミー会員。早稲田大学工学部建築学科卒業後、竹中工務店勤務を経て、菊竹
清訓建築設計事務所開設。おもな仕事に江戸東京博物館、九州国立博物館など。
また長野オリンピック空間構成監督、愛知万博総合プロデューサーなど国内
外のイベントでの空間設計を数多く手がける。著書に『代謝建築論』(彰国社)
など多数。

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□2.第19回日経ニューオフィス賞募集開始
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 第19回「日経ニューオフィス賞」(主催:日本経済新聞社/社団法人ニュ
ーオフィス推進協議会 後援:経済産業省/日本商工会議所)の募集を開始し
ます。

 <応募対象>
・創意と工夫にあふれ、快適かつ機能的なオフィスとして優れていること。
・平成18年3月末までに実際に利用が開始され、継続的に運用されてい
るオフィスであること。
・規模・業種は問いません。

 <応募資格>
・応募者は当該オフィスの利用者もしくは提供者のいずれでも結構です。
提供者は応募に際し、利用者の了解を得て下さい。

 <応募方法>
・応募者は所定の期日までに、所定の応募書類を作成し、日経ニューオフ
ィス賞の各事務局まで確実な方法にて送付して下さい。

 <応募受付期間>
・4月3日(月)〜5月19日(金)

 ■日経ニューオフィス賞についてはこちら
http://www.nopa.or.jp/prize/index.html

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□4.インフォメーション
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NOPA公開セミナー&平成17年度研究報告会開催
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<日時>
・東京会場 5月26日(金)13時30分〜
・大阪会場 6月2日(金)13時30分〜

 <場所>
・東京会場 (株)USエデュケーションネットワーク セミナールーム4
(渋谷区代々木2−1−1−新宿マインズタワー15F)
・大阪会場  天満研修センター 805号室
(大阪市北区錦町2−21)
<申込期間>
・東京会場 5月19日(金)まで
・大阪会場 5月26日(金)まで

 ■NOPA公開セミナー&平成17年度研究報告会についてはこちら
http://www.nopa.or.jp/course/symposium/index.html

 

●───────────────────────────
ファシリティマネジメント講座開催
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[東京4日間コース]
・日程   5月13日(土)、5月14日(日)
5月27日(土)、5月28日(日)
・募集期間 4月3日〜5月12日

[大阪2日間コース]
・日程   6月3日(土)、6月4日(日)
・募集期間 4月17日〜5月26日

 ■ファシリティマネジメント講座についてはこちら
http://www.nopa.or.jp/fm/index.html

●───────────────────────────
オフィス見学会開催予定
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第13回 (株)新藤 両国本社ビル
[見学会開催日] 2006年5月30日(火)
[定員]     60名
[募集期間]   5月9日(水)まで

*上記のスケジュールは、都合により変更する場合があります。
*参加費はNOPA会員1000円、非会員2000円です。(当日徴収)
*各見学会の定員を超過した場合は、抽選等により参加者を決めさせていただ
きます。ご了解ください。

■オフィス見学会についてはこちら
http://www.nopa.or.jp/course/seminer/index.html

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□4.お知らせ 日本たばこ産業株式会社
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JTから2つの取組みをスタートしましたのでご紹介いたします
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<1>Smokers’ Style Competition 2006
たばこを吸われる方と吸われない方が共に快適に過ごせる環境の整備
を目指し、アイデアや空間作品を「新建築」とともに募集します。

http://www.japan-architect.co.jp/JT/

<2>「いえ・たばこ・くうき プロジェクト」
「ユーザーのほしい」をカタチにする『空想生活』とコラボレーショ
ンし、家のなかの喫煙環境について改善方法を探るユーザー参加型企
画です。

         http://www.cuusoo.com/tv/atmosphere/

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広告募集
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 NOPAメールマガジンおよびNOPAホームページでの広告を募集します。
企業紹介、イベント広報、新製品の宣伝等にご利用ください。
当面、無料での掲載を行いますので、お気軽にご応募ください。
尚、掲載企業、掲載内容、掲載時期等は、こちらで判断させていただきます。

 ■広告のお問い合わせ・お申込みは下記までお願いいたします。
nopa@nopa.or.jp NOPA広告事務局まで

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「NOPAメールマガジン」Vol.6(2006年5月8日)
発行:社団法人ニューオフィス推進協議会 
〒104-0043 東京都中央区湊2−4−1TOMACビル3F
TEL:03-3553-3471       
URL:http://www.nopa.or.jp/ 
編集/広常 猛

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https://ssl.action-compass.jp/nopa/member/mm_info.html
□ご意見・ご感想などありましたらこちらまでよろしくお願いします。
https://www.nopa.or.jp/form/contact.html
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